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国の名勝
〈所在地〉まんのう町神野(かんの)・吉野(よしの)・七箇(しちか)
〈管理者〉満濃池土地改良区
〈指定年月日〉令和元年10月16日
金倉川(かなくらがわ)をアーチ式の土堰堤(どえんてい)で堰(せ)き止め、最大1,540万立方メートルの水を貯える。農業用のため池としては貯水容量国内第一の規模を誇る。大宝(たいほう)年間に築かれて以来、弘法大師空海や西島八兵衛(にしじまはちべえ)、長谷川佐太郎(はせがわさたろう)らによる修築を繰り返し現在に至る。広大な池面に写る山容は、四季とともに変化を見せ、古来より人々に愛されている。
国内初のため池の名勝である。
満濃池堰堤