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重田家住宅主屋(しげたけじゅうたくしゅおく)他5件

ページID:0004511 更新日:2025年2月13日更新 印刷ページ表示
重田家住宅主屋

国の登録有形文化財
〈所在地〉まんのう町山脇(やまわき)
〈登録年月日〉平成15年9月19日
 重田家住宅が建つ山脇は讃岐山脈北麓の標高約140mに位置し、古来より阿波-讃岐間の交通の要衝だった。金刀比羅宮参詣のための箸蔵(はしくら)街道が通り、昭和20年代までは、春と秋の農繁期に阿波の牛を讃岐の農家に貸し出す借耕牛(かりこうし)の取引の中継地点として栄た。
 重田家初代は農業を営み、主屋の東南角隅部が古宅で、明治10年に増築された。さらに雪隠(せっちん)が大正3年に増築され、現在の屋敷構えとなった。敷地は、山裾の傾斜地を約50m角の四角形に平坦に造成されている。東側と北側の小高い丘は丁度屏風(びょうぶ)を立てたようになり、季節風を防ぐ役目をしている。家は南向きで、主屋に向かって右側に釜屋(かまや)と湯殿(ゆどの)があった。左側には道具蔵及び雪隠が接続している。家の前にはカドと呼ばれる広庭(ひろにわ)があり屋外の作業場となっている。正面は長屋門(ながやもん)が建てられた上層の農家の家構えである。
 国の有形文化財に登録されたのは、主屋、長屋門、道具蔵及び雪隠、米蔵、取合廊下(とりあいろうか)、土塀及び石垣擁壁(ようへき)の6件である。

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