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まんのう町指定有形文化財(彫刻) 〈指定年月日〉平成19年2月27日 本像は室町時代の作とされる。 伏し目がちで締まった口元、豊かな頬と大きな耳、全てが温雅で健康的である。衣紋(えもん)は左右対称に美しく表現される。薬師如来の多くは左手に薬壺(やっこ)をのせるが、本像は掌に小さな宝珠(ほうじゅ)をのせる。桧材(ひのきざい)の一木造(いちぼくづくり)で像表面には金箔を漆で貼っている。眼には玉(ぎょく)をはめており、像高は53cmである。