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天川神社社叢(あまがわじんじゃしゃそう)

ページID:0004514 更新日:2025年2月17日更新 印刷ページ表示

天川神社社叢の画像

国の天然記念物
〈所在地〉まんのう町造田
〈所有者〉天川神社
〈指定年月日〉昭和55年12月17日
 天川神社は土器川上流の左岸にあり、国道438号線沿いの山の斜面に鎮座している。天川神社の創建は天平2年(730)と言われる。
 天川神社のすぐ裏側に広がるおよそ3ヘクタールの森が、国の天然記念物に指定されている。この森は、花崗岩(かこうがん)の風化土壌(ふうかどじょう)の上に約300種類に及ぶ植物が繁茂している。樹齢700年とも言われる巨木もあり、道路脇の三本杉は特に大樹である。この杉を守るために、国は国道を整備する際、道を上りと下りの2本に分離したほどである。繁茂している樹木ではツブラジイ、イヌガシ、ナンテン、ヤマウルシ等の樹木、ササクサや県下では珍しいヤノネシダ、ヌリトラノオ、シシラン等のシダ類、クジャクゴケ、エビゴケ、コバノホソベリシズゴケ等のコケ類が生育している。
 讃岐山脈の山麓に自生する代表的な植物が残存している貴重な自然林として、学術的に価値が高いと評価されている。

天川神社社叢 リーフレット [PDFファイル/504KB]

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