ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > まんのう町の文化財 > 木造菩薩立像(もくぞうぼさつりゅうぞう)

本文

木造菩薩立像(もくぞうぼさつりゅうぞう)

ページID:0001028 更新日:2025年2月17日更新 印刷ページ表示

木造菩薩立像の画像

香川県指定有形文化財(彫刻)
〈指定年月日〉昭和56年4月21日
 本像は平安時代後半の作とされる。髻(もとどり)は高めに形良く整えられ、丸く短い面相に穏やかな目鼻を巧みに刻み、裳(も)の折り返し部分が浅く柔らかに彫り出されるなど、この時代の代表的な作例といえる。
 現在、素木の像の印象を受けるが、桧材寄木造(ひのきざいよせぎづくり)で像表面には金箔を漆で貼った痕跡が残る。眼は彫り込まれており、像高は101cmである。
 本像は聖観音(しょうかんのん)とも称されていたが、腰を左にひねり、右手を膝前に出している姿からみて、薬師如来(やくしにょらい)の脇侍(わきじ)である月光菩薩(げっこうぼさつ)ではないかとする説もある。

木造菩薩立像 リーフレット [PDFファイル/868KB]

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)