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コウノトリってどんな鳥?

ページID:0006532 更新日:2025年5月2日更新 印刷ページ表示

コウノトリとは

コウノトリは水辺に住む鳥で、日本に住む鳥の中では最大級の大きさです。
文化財保護法により、昭和31年に国の特別天然記念物に指定されています。

かつては、日本全国でその姿を確認できていたコウノトリ。
太平洋戦争の時に巣を作るアカマツが多く切られたことや、農薬に含まれていた水銀などの影響により、その数は激減し昭和46年に野生のコウノトリは絶滅してしまいました。
昭和60年、ソビエト連邦(現ロシア)からコウノトリの幼鳥を6羽もらい受け、兵庫県豊岡市において保護増殖が進められ、平成17年に野外へ放鳥されました。その後も熱心な保護活動により、現在は全国で300羽を超えるコウノトリが生息しています。

コウノトリの特徴

コウノトリの全身画像
【分類】コウノトリ目 コウノトリ科 コウノトリ属
【学名】Ciconia boyciana(キコニア・ボイキアナ)
【英名】Oriental White Stork(東洋の白いコウノトリ)
【特徴】羽は白と黒。くちばしは黒。目の周囲が赤く、足は朱色から赤色。
【大きさ】羽を広げると約2.0~2.2メートル。立った時の高さは約1.0~1.1メートル。体重は約5キログラム。
【エサ】魚・ヤゴ・オタマジャクシ・カエル・ザリガニ・クモ・ヘビ・ネズミ・ミミズ・昆虫など